やはり関西人だからでしょうか、昨年のオリックスが日本一に輝いた当日には、バッファロー・スプリングフィールドを取り上げました(こちらを参照 ⇒⇒⇒)。
ということは、阪神タイガースが日本一に輝いた今年、この曲を取り上げないわけにはいきません。
『アイ・オブ・ザ・タイガー』は1983年に公開された映画、『ロッキー3』のテーマ曲であり、サバイバーにとっても最大のヒット曲であります。
最近ではこの曲、『世界の果てまでイッテQ』で変な使われ方をしていますが、まあ、それはそれでいいでしょう。
ところで、スタローンの映画といえば、この『ロッキー3』に限らず『ロッキー4』『オーバー・ザ・トップ』など、サントラ盤も好評です。
そんなサントラ盤の曲目を選択するにあたっては、スタローンにも選択権があると言われています。
そのうえで、このサバイバーに目をつけたのも、どうやらスタローンだった模様。
彼らの無名時代のアルバム『予戒』を聞いたスタローンは、「このバンドのドライブ感は、この映画にぴったりだ」といって、スタローン自身が彼らに曲を依頼したそうです。
その思惑が見事に的中して、曲も映画も大ヒット。
さらには、『ロッキー3』にゲスト出演していたプロレスラーのハルク・ホーガンは、一時期、この曲を入場のテーマに起用していたそうです。

ところで、ここで阪神タイガースに話を戻しますと、先日紹介した ポール・サイモンも、実は阪神ファンだったそうです。
その理由としては、「帽子とユニフォームのデザインが、ニューヨーク・ヤンキースのデザインに似ているから」だそうです。
そう、彼は根っからのヤンキース・ファンだったんですね。
そんな彼が80年代半ばに『夜のヒットスタジオ』に衛星生中継で出演したとき、自前のボールを持ってきて「これに、阪神の選手全員のサインが欲しい」と、スタッフにお願いする場面がありました。
当初は、デザインでファンになった球団ではありますが、走行しているうちに、本腰を入れて応援するようになったのかもしれません。




初登場は1982年6月5日の73位。
同年7月24日より6週連続1位を記録しています。



<<6種連続1位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


和訳版はこちら。



<<音時さんによる和訳はこちら>>
どうやら、寅年の一発目に投稿されたようです。


意外や意外、この曲、ポール・アンカもカバーしていたのですが…
う~ん…。
これはこれでアリかな…。