独自取材による海自観艦式のオリジナルスチール、この他に膨大な写真と動画があります、模型誌なのに独自空撮動画コンテンツ、ここまでやる？軍事雑誌でもやらねえぜ？




ここからは作例写真。１作例につき１点ずつ紹介します。
誌面には製作解説と代表的な写真で紹介されますが、

「この他に各作例毎に膨大な高画質スチールがＤＶＤにあります、拡大自在。」

今回は「大和特集」です。
細かい能書きは書きません、最低限の紹介に留めます。



３５０スケール大和！



拡大クリック宜しく、７００スケールの大和ジオラマ！



レイテに沈んだ７００スケール武蔵ジオラマ！



内部再現７００スケール大和！



ディアゴスキーニの大和！



ステルス大和！



宇宙戦艦ヤマト！



宇宙戦艦ヤマトのハイパー！電飾キラキラ！



カワイイ大和！



親子でラジコン大和作って遊ぶぜ！これがあるべき父親と息子だぜ！動画もあるぜ！



７００スケールロシア艦船作り込み！１８歳の女の子だぜ？
模型歴長い俺、「負けてるぜ！」



海戦特集のジオラマ、ホントは２点もあるぜ！見落としました、ライターさん、ゴメン！



大御所青木周太郎氏のビッグジオラマ！



はい、俺のＴ３４内部再現アシュラ男爵仕様！



はい、こうじたんの徹底改修エレファント！



１６フィギュアとドールハウス組み合わせたジオラマ！





はい、世界のコンコルド３連発！



クリック宜しく。
はい、ビッグスケール３連発、多分スクラッチ、内部まで作りこんでるぜ！スンゲー！





ＳＦカーの３連発だぜ！電飾キラキラ！



ほのぼのジオラマ！和むぜ！



はい、甲冑模型！ちょっと怖いぜ！



トリを飾るは師匠のヒストリカルフィギュア！








膨大な作例群、これに

製作テク解説動画その他てんこ盛りの動画コンテンツがふんだんに入ってます。






「どんだけコストかけてるんだよ・・・・・・・・・・・」



PS,
今確認したら、未だ作例がありました・・・・。

凄まじい情報量です。

メーカーとか代理店の広告は裏表紙と表表紙裏だけ、真ん中に小売関係の広告があるだけ。

後はゼーンブコンテンツです、誌面に微妙に広告入れる雑誌の常套手段は殆ど無し。

作例以外の文章に関しては、連載「海戦を征く」の作例を担当されていらっしゃる（上で俺が謝っている方）堀越勝巳さんの「日本海軍はなぜ大和を作ったのか」が素晴らしい。
スペックヲタ的な内容ではなく、当時までの歴史的考察を踏まえ、列強の海洋軍事戦略の視点から日本が「大和」に至った経緯が述べられ、その現代から見た冷静な感想が素晴らしい。
勿論、表面的なスペックではなく、何故大和があの内容になったのかを技術的に（かつ当時までのの日本の関係技術人史も踏まえて）明快に解説して下さっています。
このような質の高い文章は、軍事雑誌でもなかなかお目にかかれないものだと思います。

雑誌の全体コンセプトも、２号出て、少しずつ見えてきたように思います。
それは、

「ハイエンド系でもなく、入門用でもなく、『多角的な視点から』模型の楽しさを提示していく」

というようなコンセプトに感じます。
『多角的な視点から』というのは、単に製作技術といったような在り来たりの視点のみではないという事です。

例えば、「酒屋でモデリング」という師匠の取材レポ動画。
地元に根付いている酒屋さんが地元のコミニケーションの為にモデリングスペースを設けて飲みながら模型製作を楽しむ場を提供している。
そこには、専門的な技術追求とか、コンテストで競い合うとか、そういった通常の模型のスタンスではない楽しさや充実がレポされています。

「親子でドボン」というラジコン大和水上走行企画動画も同様です。
父親（私のライター仲間）と息子が同じ戦艦の走行プラモを作り、水辺で遊ぶ。
父親は仕事に追われ、息子は塾かゲーム、そんな現代で、こんな楽しい、且つ、あるべき親子の姿をレポしているんですよ？
これこそ、模型製作の楽しさでしょう？

製作技術追求、その到達点（であると一般に認知されがちな）であるコンテストでの入賞とか雑誌ライターの立場にたつとか、そんなのは本当はどうでも良い、もっと本質的な「楽しさ、善さ」があるんだよ？

そんな風にそのコンセプトは語りかけているように思います。

この空気は、まさしく、「仲田祐之師匠」のコンセプトでもあるような気がします。

仲田師匠は、模型製作技術上の第一人者でもありますが、それ以上に、オリオンモデルズという模型店の店主、いや、模型人の楽しい集まりの場を提供している本質的なエンターテイナーに近い人です。
社会の中で職歴を積まれ、世の何たるかを心得た本当の大人の方です、その方が伝えるコンセプトと言うのが、偏狭的な技術のみである筈がありません。
模型という楽しい趣味を通じ、人の繋がりを広げ、人生の豊かさに資していく、ここが大事な事だと思います。